前回の続きです。
ホームページの役割と聞いて、一番に思い浮かべるのが、この情報発信ではないでしょうか。
情報発信と一言でいっても、集客がしたいのか、会社の基本情報を伝えたいのか、商品のことをもっと知ってもらいたいのか、それとも身近に感じてもらいたいのか。その目的により、発信する情報は様々です。目的にふさわしい情報を発信することが重要と言えます。
また、1の項目で述べたように、ある層にとっては、検索してホームページが出てくるのが当たり前と思っている人もいます。そんな人にとっては、ホームページで情報で得られるということが、ひとつのサービスであるとも言えます。
「思わぬ出会い」「偶然のつながり」、ホームページはそんな可能性を広げてくれる存在だと言えます。
僕が知っている話でも、ブログが出版社の目にとまり本の出版につながった方、テレビ局から声がかかったお弁当屋さん、地元の某大手企業から定期的な仕事を得られた飲食店さんなどなど、ホームページがなければあり得ないような出会いを獲得しています。
企業の担当者さんや出版社、新聞や雑誌の記者さん達は、コストをかけずに成果を出すため、まずネットで検索する傾向があるようです。そういった偶然の出会いに期待すると言う意味で、ホームページは役に立つと言えます。
「ブランディング」と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか。ブランド力を高める、イメージアップ・・いろいろあるとは思いますが、僕は「ブランディングは正しく期待されるための活動」と言っています。
なんでもかんでも格好良くスタイリッシュに見せればいいと言うものではありません。その商品や会社の良さが「ちょうどよくお客さんに届く」、それがブランディングの役割です。
ホームページは、大きなブランディングという枠のほんの一部ではあります。ただ、先に述べたスマホの普及、企業のFacebookやLINEなどSNSへの参入により、ブランディングの重要な部分を占めていると言えます。
Facebook、LINE、TwitterなどのSNSサービス。とりわけ新しいもの好きの機械マニアでなくても、これらのメディアに触れる時代になってきました。
それぞれのサービスには、企業用のコースが用意され、既に多くの企業が、SNSを使ってお客さんと対話をはじめています。インターネットの世界は、一方通行から双方向のやりとりに変わってきています。
お店にいなくても、お客さんの声が届く。ホームページをはじめとしたSNSサービスは、顧客とコミュニケーションするための大事な手段のひとつです。
と、ホームページを持つ理由5つをお伝えしてきました。
僕が思うに、いずれも「なにかを変える力になる」ということです。
新しいことをはじめれば、外から力が加わり、なんらかの変化が起きます。それは、時には混乱だったり痛みだったりするかもしれません。しかし、必ずなにかは変わります。
「今より、なにかを変えたいと感じている方」
もし、そう考える方がいるとしたら、ぜひホームページを作ってみることをオススメします。